境界性パーソナリティ障害の患者に対する作業療法士の対応で適切なのはどれか。…
午前 第45問
境界性パーソナリティ障害の患者に対する作業療法士の対応で適切なのはどれか。
- (1)作業による衝動の発散を行う。
- (2)作業療法の頻度は希望により変更する。
- (3)治療関係で生じる陽性転移を利用する。
- (4)人の入れ替わりが多い集団を利用する。
- (5)作業療法士への依存を通して関係を築く。
正答 (1)
正答は (1)。作業によって衝動を発散させるのが適切な対応です。
境界性パーソナリティ障害では、感情の不安定さや衝動性が強く、怒りや不満が自傷などの行動につながりやすいです。体を動かす作業や、たたく・切るなどの工程のある作業は、衝動を安全な形で外へ出す手段になります。作業療法では、時間・場所・ルールを一定にした枠組みの中で関わることが大切です。
【ほかの選択肢】
(2) 作業療法の頻度は希望により変更する 枠組みが揺らぐと、要求がエスカレートしやすくなります。頻度は治療計画として一定にします 誤り
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(3) 治療関係で生じる陽性転移を利用する 理想化はささいなきっかけで強い否定に変わりやすく、関係を不安定にします 誤り
(4) 人の入れ替わりが多い集団を利用する 見捨てられることへの不安が強く、メンバーが変わる場は不安定になりやすいです。安定した集団が適します 誤り
(5) 作業療法士への依存を通して関係を築く 依存は、見捨てられ不安や操作的な行動を強めます 誤り
出典:2025年(令和7年) 作業療法士国家試験 問45(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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