ブース(Booth, C.)のロンドン調査に関する次の記述のうち,最も適切なものを1 つ選びなさい。…
社会福祉調査の基礎 第79問
ブース(Booth, C.)のロンドン調査に関する次の記述のうち,最も適切なものを1 つ選びなさい。
- (1)ロンドン市民の人口統計の作成が目的だった。
- (2)調査対象となった市民の自宅へ調査票を配布する郵送調査だった。
- (3)当時のロンドン市民の一部を調査対象とする標本調査だった。
- (4)貧困の主たる原因が,個人的習慣であることを明らかにした。
- (5)ロンドンの街を経済階層で色分けした貧困地図を作成した。
正答 (5)
正答は (5)。最も適切なのはこれです。
ブースは19世紀末のロンドンで、市民の生活と労働の実態を調べ、街路ごとの住民の経済状態を階層別に色分けした「貧困地図」を作成しました。調査の結果、ロンドンの人口の約3割が貧困線以下で生活していることを明らかにしました。
【ほかの選択肢】
(1) 調査の目的は、貧困の実態とその原因を明らかにすることでした。
人口統計の作成が目的ではありません。 誤り
(2) 調査は、学務委員(スクール・ボード・ビジター)などからの
聞き取りや訪問によって行われました。郵送調査ではありません。 誤り
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(3) ブースの調査は、ロンドン全体を対象とする大規模な
全数調査(悉皆調査)として知られています。標本調査ではありません。 誤り
(4) ブースは、貧困の主な原因が飲酒などの個人的な習慣ではなく、
低賃金や不規則な雇用などの雇用の問題にあることを示しました。 誤り
【あわせて覚える】
ラウントリーはヨーク市で調査を行い、第1次貧困・第2次貧困の概念やライフサイクルと貧困の関係を示しました。
出典:社会福祉士国家試験 第37回(令和6年度)(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター 公表試験問題)出典元ページ
最終更新日
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