事例を読んで,A相談支援事業所のB相談支援専門員が新任のC相談支援専門員に行ったスーパービジョンについて,適切なものを2…
ソーシャルワークの理論と方法(共通) 第78問
事例を読んで,A相談支援事業所のB相談支援専門員が新任のC相談支援専門員に行ったスーパービジョンについて,適切なものを2 つ選びなさい。〔事 例〕Bは,一人暮らしのDさん(60 歳)からCが不在中に電話を受けた。「担当のCに体調が良くないことを話したら,病院に付き添うから明日一緒に行こうと言ってくれたんですが,先週から保険証(マイナンバーカード)が見あたらなくて病院に行けないんです。明日も無理だと思うので断りたい」というものであった。Dさんを担当しているCに伝えると「Dさんは,昨日会った時にどうして言ってくれなかったんだろう」と落ち込み,どうしたらよいかわからない様子だった。Bは,Cにスーパービジョンを行った。
- (1)「DさんがCに話せなかったことをCはどう思っていますか」
- (2)「Dさんの安心のために保険証(マイナンバーカード)を一緒に探してあげてください」
- (3)「Cのような悩みはよくあることなので,あまり気にしすぎないようにしましょう」
- (4)「Dさんと約束した時の状況について詳しく聞かせてもらえますか」
- (5)「私が対応した類似事例を話すので,同じように対応してみましょう」
正答 (1)(4)
正答は (1)と(4)。適切なのはこの2つです。
Cは「どうして言ってくれなかったんだろう」と落ち込んでいます。スーパービジョンでは、Cが自分の気持ちと実践を振り返り、Dさんへの関わりを見直せるように支えます。
(1) DさんがCに話せなかったことをCがどう受け止めているかを
尋ねるのは、Cが自分の感情に向き合う手がかりになります
(支持的機能)。
(4) 約束したときの状況を詳しく聞くことで、Dさんが話しにくかった
理由や、Cの関わり方を一緒に振り返ることができます
(教育的機能)。
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【ほかの選択肢】
(2) 保険証を探すことは、Dさんへの直接の支援の指示であり、
Cの落ち込みや関わりの振り返りへのスーパービジョンになっていません。 誤り
(3) 「気にしすぎないように」と済ませると、Cが自分の実践を
振り返る機会を失います。 誤り
(5) 類似事例と同じ対応を求めると、Dさん個人の状況に即した
考え方ができず、C自身の成長にもつながりません。 誤り
出典:社会福祉士国家試験 第37回(令和6年度)(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター 公表試験問題)出典元ページ
最終更新日
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