ソーシャルワークの支援に関する次の記述のうち,適切なものを2 つ選びなさい。…
ソーシャルワークの理論と方法(専門) 第122問
ソーシャルワークの支援に関する次の記述のうち,適切なものを2 つ選びなさい。
- (1)パーソン・センタード・アプローチでは,不適応はその人の問題というより環境の問題と捉え,環境を人に合うように変えたり調整したりする。
- (2)エンパワメント・アプローチは,クライエントが自身の思考パターンを見い出し,誤った信念を修正して,内面化された抑圧に対処させる方法である。
- (3)ナラティブ・アプローチでは,クライエントがこれまでに気づいていなかった真実や過去の出来事に対する新たな解釈を見い出し,人生を「書き直す」ための助けをする。
- (4)認知行動アプローチは,まず偏った行動を変えることにより思考プロセスの変化を促すための支援方法である。
- (5)課題中心アプローチでは,支援者が専門的な観点から優先順位が高いと判断した課題に焦点を当てて解決する。
正答 (1)(3)
正答は (1)と(3)。適切なのはこの2つです。
(1) パーソン・センタード・アプローチは、その人らしさを尊重し、
本人の視点から支援を考えます。不適応を本人の問題としてとらえるのではなく、本人と環境の関係から生じるものとして、環境を本人に合うように変えたり調整したりします。
(3) ナラティブ・アプローチでは、クライエントが自分の人生を
支配している物語(ドミナント・ストーリー)に気づき、過去の出来事を新たに解釈し直して、新しい物語(オルタナティブ・ストーリー)へと人生を「書き直す」ことを助けます。
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【ほかの選択肢】
(2) 自分の思考パターンを見いだし、誤った信念を修正するのは、
認知行動アプローチの方法です。エンパワメント・アプローチは、抑圧によって奪われた力を、本人が自覚し取り戻すことを支援します。 誤り
(4) 認知行動アプローチは、物事のとらえ方(認知)に働きかけて、
感情や行動の変化を促す方法です。まず行動を変えることに限るものではありません。 誤り
(5) 課題中心アプローチでは、クライエントが自ら取り組みたいと
考える課題を、支援者と合意して選びます。支援者が専門的な
観点から決めるのではありません。 誤り
出典:社会福祉士国家試験 第38回(令和7年度)(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター 公表試験問題)出典元ページ
最終更新日
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