事例を読んで,A社会福祉士が事例検討を行う際に配慮すべきこととして,最も適切なものを1 つ選びなさい。…
ソーシャルワークの理論と方法(専門) 第119問
事例を読んで,A社会福祉士が事例検討を行う際に配慮すべきこととして,最も適切なものを1 つ選びなさい。〔事 例〕B市高齢福祉課のAは,ある日後輩のC相談員(社会福祉士)から「最近複雑な生活課題を持っているクライエントへの対応に苦慮しているので,事例検討の場を設けてほしい」と依頼を受けた。
- (1)クライエントも含めて参加者を組織する。
- (2)参加者は,Cと同じ経験年数の者で構成する。
- (3)時間にとらわれずに,結論が出るまで検討する。
- (4)Cが事例報告をする際には,資料を活用せず口頭で行う。
- (5)Cが他の参加者からのコメントに防衛的にならないようにする。
正答 (5)
正答は (5)。最も適切なのはこれです。
事例検討は、事例提供者が抱える課題を参加者とともに検討し、支援の方向を見いだすとともに、提供者自身の学びと成長を支える場です。事例を出すCが批判されていると感じて防衛的になると、率直な検討ができません。Aは、参加者のコメントが責めるものでなく建設的なものになるよう配慮し、Cが安心して話せる雰囲気をつくる必要があります。
【ほかの選択肢】
(1) 事例検討は、支援者がクライエントの情報を共有して検討する場で、
個人情報の保護の観点からも、通常クライエント本人は参加しません。 誤り
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(2) 経験年数や職種の異なる参加者がいるほうが、多様な視点から
検討できます。同じ経験年数の者に限る必要はありません。 誤り
(3) 時間を決めて効率よく進めるのが基本です。結論が出るまで
検討を続けると、参加者の負担も大きくなります。 誤り
(4) 事例報告では、個人が特定されないよう配慮した資料を用意すると、
参加者が情報を正確に共有できます。 誤り
出典:社会福祉士国家試験 第37回(令和6年度)(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター 公表試験問題)出典元ページ
最終更新日
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