「医療観察法」及び医療観察制度に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。…
刑事司法と福祉 第62問
「医療観察法」及び医療観察制度に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。(注) 「医療観察法」とは,「心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律」のことである。
- (1)医療観察制度の対象は,病気を理由に刑の執行停止を受けて刑務所を釈放された者である。
- (2)社会復帰調整官は,地方更生保護委員会に配置される。
- (3)「医療観察法」の目的は,地域社会において刑罰を執行することにある。
- (4)「医療観察法」に基づく「入院をさせる旨の決定」は医療機関が行う。
- (5)「医療観察法」において,入院によらない医療を行う期間中は,精神保健観察に付することとされている。
正答 (5)
正答は (5)。正しいのはこれです。
医療観察法では、地方裁判所が入院によらない医療(通院)を受けさせる決定をした場合、その期間中は精神保健観察に付されます。保護観察所の社会復帰調整官が、通院の状況や生活の状況を見守り、必要な指導などを行います。
【ほかの選択肢】
(1) 対象は、心神喪失または心神耗弱の状態で殺人・放火などの
重大な他害行為を行い、不起訴や無罪などになった人です。
刑の執行停止で釈放された人ではありません。 誤り
(2) 社会復帰調整官は、保護観察所に配置されます。 誤り
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(3) 法の目的は、継続的で適切な医療とそのための観察・指導により、
病状の改善と同様の行為の再発の防止を図り、社会復帰を促進することです。刑罰の執行ではありません。 誤り
(4) 入院の決定は、地方裁判所の裁判官と精神保健審判員(精神科医)の合議体が行います。医療機関が決めるのではありません。 誤り
出典:社会福祉士国家試験 第38回(令和7年度)(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター 公表試験問題)出典元ページ
最終更新日
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