79 歳の女性。上顎義歯の不安定による咀嚼困難を主訴として来院した。義歯は15 年前に装着したが、数年前から義歯の動揺を…

B問題 第38問

79 歳の女性。上顎義歯の不安定による咀嚼困難を主訴として来院した。義歯は15 年前に装着したが、数年前から義歯の動揺を認めるようになったという。診察の結果、上顎義歯を製作することとした。初診時の口腔内写真(別冊No. 13A)と個人トレーの写真(別冊No. 13B、C)を別に示す。矢印が示す構造の目的はどれか。1 つ選べ。

歯科医師 2023年(令和5年) 第38問の写真
正答 (4)
正答は (4)。上顎前歯部のフラビーガムの上の個人トレーに窓を開け、圧をかけずに印象して顎堤粘膜の変形を防ぎます。 【見るところ】 写真Aでは上顎前方の顎堤が、骨の支えを失ってぶよぶよした粘膜(フラビーガム)になっています。写真Cの矢印は、個人トレーの前歯部を切り取って開けた窓の縁を指しています。 フラビーガムは印象のときに押されて形が変わり、その形のまま義歯ができると、かむたびに義歯が動きます。窓の部分は流れのよい印象材で加圧せずに採り、変形しない形を写します。 【ほかの選択肢】 (1) 動的印象は粘膜調整材などで機能時の形を採る方法で、窓の目的ではないので 誤り
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(2) 印象材の硬化促進は窓を開けても得られないので 誤り (3) 印象材の変形防止はトレーの剛性や接着材で図るもので、窓とは関係がないので 誤り (5) 個人トレーの位置決めはストッパーなどで行うので 誤り

出典:2023年(令和5年) 歯科医師国家試験 問38(厚生労働省 公表)出典元ページ

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