循環器内科から86 歳の女性の口腔管理の依頼を受けた。診察の結果、口腔カンジダ症が疑われ、イトラコナゾールの処方を考えた…

B問題 第56問

循環器内科から86 歳の女性の口腔管理の依頼を受けた。診察の結果、口腔カンジダ症が疑われ、イトラコナゾールの処方を考えた。併用禁忌の薬物はどれか。1 つ選べ。

正答 (2)
正答は (2)。イトラコナゾールはCYP3Aを強く阻害し、第Xa因子阻害薬のリバーロキサバンの血中濃度を上げて出血の危険を増すため、併用禁忌です。 高齢の循環器の患者は、心房細動などで直接経口抗凝固薬を飲んでいることが多くあります。アゾール系抗真菌薬を出す前に、服薬をかならず確かめます。口腔カンジダ症には、相互作用の少ない局所の薬(アムホテリシンBのシロップなど)を選ぶことも考えます。 【ほかの選択肢】 (1) ループ利尿薬はイトラコナゾールと併用禁忌ではないので 誤り (3) アセトアミノフェンは併用禁忌ではないので 誤り (4) ペニシリン系抗菌薬は併用禁忌ではないので 誤り (5) ACE阻害薬は併用禁忌ではないので 誤り

出典:2023年(令和5年) 歯科医師国家試験 問56(厚生労働省 公表)出典元ページ

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