下唇の異常を主訴として来院した女性の口唇の写真(別冊No. 33)を別に示す。2 か月前からしみるような接触痛の出現と消…

B問題 第81問

下唇の異常を主訴として来院した女性の口唇の写真(別冊No. 33)を別に示す。2 か月前からしみるような接触痛の出現と消退を繰り返しているという。診断の確定に必要なのはどれか。2 つ選べ。

歯科医師 2023年(令和5年) 第81問の写真
正答 (2)(5)
正答は (2)と(5)。口唇や口腔粘膜にびらんを繰り返す自己免疫性水疱症を疑い、類天疱瘡の抗BP180抗体と天疱瘡の抗デスモグレイン抗体を調べます。 【見るところ】 下唇の赤唇から粘膜側にかけて、境界のはっきりしないびらんと発赤があり、表面がただれています。水疱が破れた後のびらんと読めます。 尋常性天疱瘡は表皮・上皮の細胞どうしをつなぐデスモグレインに、粘膜類天疱瘡は基底膜部のBP180などに対する自己抗体で起こります。確定には生検(蛍光抗体法)と血中の自己抗体の測定を行います。 【ほかの選択肢】
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(1) 抗CCP抗体は関節リウマチの検査なので 誤り (3) 好中球機能検査は易感染性の原因を調べる検査なので 誤り (4) マイコプラズマ抗体は感染症の検査で、多形紅斑の原因の一部の検索には使うが確定診断ではないので 誤り

出典:2023年(令和5年) 歯科医師国家試験 問81(厚生労働省 公表)出典元ページ

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