74 歳の女性。上下顎全部床義歯の維持安定不良による咀嚼困難を主訴として来院した。診察の結果、上顎にインプラント4 本を…

C問題 第30問

74 歳の女性。上下顎全部床義歯の維持安定不良による咀嚼困難を主訴として来院した。診察の結果、上顎にインプラント4 本を埋入したインプラントオーバーデンチャーを装着することとした。バーアタッチメントのスリーブを義歯床に取り付けるため、ある操作を行った。スリーブ装着前の口腔内写真(別冊No. 8A)、ある操作を行った写真(別冊No. 8B)、スリーブ装着時の写真(別冊No. 8C)及び装着後の義歯の写真(別冊No. 8D)を別に示す。矢印で示すある操作の目的はどれか。1 つ選べ。

歯科医師 2023年(令和5年) 第30問の写真(1/2)歯科医師 2023年(令和5年) 第30問の写真(2/2)
正答 (5)
正答は (5)。バーの下の隙間を赤いブロックアウト材で埋め、スリーブを義歯に付ける常温重合レジンがバーの下に入り込むのを防いでいます。 【見るところ】 写真Bでは、インプラントをつなぐバーと歯肉のあいだの空間が、赤い材料で埋められています(矢印)。写真Cでは、バーにスリーブ(クリップ)を載せて、筆積みでレジンを盛っています。 バーの下にレジンが流れ込んで固まると、義歯が外せなくなったり、歯肉を傷つけたりします。口腔内でスリーブを義歯床に固定するときは、先にバーの下をブロックアウトします。
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【ほかの選択肢】 (1) 維持力の調節はスリーブ(クリップ)の交換や調整で行うので 誤り (2) バーの位置は見て確かめられ、この操作の目的ではないので 誤り (3) スリーブの仮固定にはこの材料を使わないので 誤り (4) 歯肉の保護にもなるが、主な目的はレジンの流れ込みを防ぐことなので 誤り

出典:2023年(令和5年) 歯科医師国家試験 問30(厚生労働省 公表)出典元ページ

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