12 歳の男児。定期健診のため4 か月ぶりに来院した。最近になって下顎右側第二大臼歯が萌出してきており、ブラッシング時に…

C問題 第29問

12 歳の男児。定期健診のため4 か月ぶりに来院した。最近になって下顎右側第二大臼歯が萌出してきており、ブラッシング時に出血することがあるという。咬合時の疼痛は認めない。来院時の口腔内写真(別冊No. 3)を別に示す。適切な対応はどれか。2 つ選べ。

歯科医師 2025年(令和7年) 第29問の写真
正答 (3)(5)
正答は (3)と(5)。 【見るところ】 下顎右側第二大臼歯は萌出の途中で、遠心の一部が歯肉に覆われています。咬合面の小窩裂溝には、茶色っぽいプラークの付着と着色があると読めます。 萌出途中の大臼歯は、隣の歯より咬合面が低く、歯ブラシが届きにくいためプラークがたまりやすく、また萌出したばかりのエナメル質は未成熟でう蝕になりやすい状態です。ブラッシングでの出血は、プラークによる歯肉の炎症(萌出性歯肉炎)と考えられます。咬合時の痛みもないので、まずブラッシング指導(歯ブラシを横から入れる、タフトブラシを使うなど)を行い、フッ化物の塗布でう蝕を予防します。
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【ほかの選択肢】 (1) 予防塡塞  萌出の途中で一部が歯肉に覆われており、防湿ができない。完全に萌出してから考える 誤り (2) 歯肉弁切除  自然に萌出してくるので必要ない。痛み・腫脹(智歯周囲炎のような症状)もない 誤り (4) フッ化ジアンミン銀塗布  う蝕の進行を止めるための薬で、歯が黒く着色する。う窩のない永久歯の予防には使わない 誤り

出典:2025年(令和7年) 歯科医師国家試験 問29(厚生労働省 公表)出典元ページ

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