舌癌の小線源治療時に使用される口腔内装置の写真(別冊No. 9A)と装着時の口腔内写真(別冊No. 9B)を別に示す。こ…

C問題 第32問

舌癌の小線源治療時に使用される口腔内装置の写真(別冊No. 9A)と装着時の口腔内写真(別冊No. 9B)を別に示す。この装置の使用目的に最も関係が深いのはどれか。1 つ選べ。

歯科医師 2023年(令和5年) 第32問の写真
正答 (1)
正答は (1)。舌の組織内照射のときに顎と舌のあいだにスペーサーを入れ、線源から歯肉や下顎骨までの距離を広げて被曝を減らします。 【見るところ】 写真Aは下顎の歯列を覆う厚い透明のレジンの装置です。写真Bでは下顎に装着し、舌の側方と歯肉・歯列のあいだに厚みのある床が入り、舌を歯列から離しています。 放射線の線量は線源からの距離の2乗に反比例して減ります(逆2乗の法則)。小線源治療では線源の近くは線量が非常に高いので、少し離すだけで顎骨の放射線性骨壊死などを減らせます。 【ほかの選択肢】
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(2) 遮蔽は鉛などで放射線を吸収させる方法で、透明なレジンの厚みで距離を取るこの装置の主な目的ではないので 誤り (3) 酸素効果は酸素があると放射線の効果が強まる現象で、装置の目的ではないので 誤り (4) 増感効果は薬剤などで放射線の効果を高めることで、装置の目的ではないので 誤り (5) ブラッグピークは粒子線が止まる直前に線量が最大になる現象で、小線源治療には関係しないので 誤り

出典:2023年(令和5年) 歯科医師国家試験 問32(厚生労働省 公表)出典元ページ

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