75 歳の女性。5 年前に製作した下顎のインプラントオーバーデンチャーが外れやすくなったことを主訴として来院した。検査の…

D問題 第27問

75 歳の女性。5 年前に製作した下顎のインプラントオーバーデンチャーが外れやすくなったことを主訴として来院した。検査の結果、咬合状態には問題を認めなかった。患者の口腔内写真(別冊No. 5A)、使用中の義歯粘膜面の写真(別冊No. 5B)及びエックス線画像(別冊No. 5C)を別に示す。適切な対応はどれか。1 つ選べ。

歯科医師 2023年(令和5年) 第27問の写真(1/2)歯科医師 2023年(令和5年) 第27問の写真(2/2)
正答 (3)
正答は (3)。インプラントと骨には問題がなく、維持力が落ちたのはアタッチメントの義歯側の部品のすり減りなので、その部品を交換します。 【見るところ】 口腔内写真(A)では、下顎の前歯部に2本のインプラントのボールアタッチメントがあり、周りの粘膜に炎症はありません。義歯の粘膜面(B)には、ボールを受ける部品(ハウジング)が2か所に付いています。エックス線画像(C)では、2本のインプラントの周りに骨吸収はありません。 5年使って咬み合わせにも問題がなく、外れやすくなったのは、繰り返す着脱でアタッチメントの義歯側の維持部品(O リングやハウジング)がすり減ったためと考えます。消耗した部品を交換すれば維持力は戻ります。
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【ほかの選択肢】 (1) 義歯そのものに問題はなく、新しく作る必要はないので 誤り (2) 粘膜面の不適合ではなく、アタッチメントの維持力の低下が原因なので 誤り (4) 固定性補綴装置にするには、インプラントの本数が足りないので 誤り (5) インプラントは健全で、維持の部品の交換で治るので、追加の埋入は要らないので 誤り

出典:2023年(令和5年) 歯科医師国家試験 問27(厚生労働省 公表)出典元ページ

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