上顎歯列弓長の加齢変化を図に示す。アからイへの変化の理由はどれか。1 つ選べ。…
D問題 第36問
上顎歯列弓長の加齢変化を図に示す。アからイへの変化の理由はどれか。1 つ選べ。
- (1)発育空隙の消失
- (2)霊長空隙の消失
- (3)アンテリアレイシオの減少
- (4)リーウェイスペースの消失
- (5)required arch length の減少
正答 (4)
正答は (4)。リーウェイスペースの消失です。
【見るところ】
図は上顎の歯列弓長の加齢変化で、男女とも10〜11歳ごろ(ア)から12歳ごろ(イ)にかけて歯列弓長が急に短くなっています。
この時期は側方歯群の交換期です。乳犬歯・第一乳臼歯・第二乳臼歯の歯冠幅の合計は、後継の犬歯・第一小臼歯・第二小臼歯より大きく、その差をリーウェイスペース(上顎で片側約1 mm、下顎で約3 mm)といいます。とくに第二乳臼歯が第二小臼歯に交換すると、第一大臼歯がその空隙を使って近心へ移動するため、歯列弓長が短くなります。
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【ほかの選択肢】
(1) 発育空隙の消失 乳歯列の前歯部の空隙。永久前歯の萌出期(6〜8歳ごろ)に使われる 誤り
(2) 霊長空隙の消失 上顎乳犬歯の近心・下顎乳犬歯の遠心の空隙。永久前歯の萌出や第一大臼歯の萌出の時期に閉じる 誤り
(3) アンテリアレイシオの減少 上下顎前歯の歯冠幅の比。歯の大きさの比で、加齢で変わらない 誤り
(5) required arch length の減少 これから萌出する歯が並ぶのに必要な長さ(歯冠幅の合計)で、歯列弓長そのものの変化の理由ではない 誤り
出典:2024年(令和6年) 歯科医師国家試験 問36(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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