11 歳の男児。下顎右側乳臼歯部の痛みを主訴として来院した。診察の結果、下顎右側第一乳臼歯を抜去することとした。保護者に…

D問題 第40問

11 歳の男児。下顎右側乳臼歯部の痛みを主訴として来院した。診察の結果、下顎右側第一乳臼歯を抜去することとした。保護者に抜歯について説明し、同意を得た。初診時の口腔内写真(別冊No. 9A)とエックス線画像(別冊No. 9B)を別に示す。保護者への追加説明で適切なのはどれか。3 つ選べ。

歯科医師 2023年(令和5年) 第40問の写真
正答 (2)(3)(4)
正答は (2)と(3)と(4)。上顎の小臼歯は歯胚の形成が遅れ、上顎右側側切歯は小さく、下顎の後継永久歯がないため乳臼歯の歯根は吸収していません。 【見るところ】 口腔内写真(A)では、上顎右側側切歯が反対側より小さく見えます。パノラマ(B)では、上顎の小臼歯の歯胚は歯冠ができ始めた段階で、11歳としては形成が遅れています。下顎の乳臼歯の下には小臼歯の歯胚が見当たらず、乳臼歯の歯根は吸収していないと読めます。 後継永久歯の先天欠如や形成の遅れがあると、乳歯の歯根は吸収されずに残ります。抜歯の説明に加えて、ほかの歯の発育の異常を保護者に伝え、今後の管理(スペースや補綴の計画)につなげます。
解説の続きをみる続きを閉じる
【ほかの選択肢】 (1) 上顎に過剰歯は見られないので 誤り (5) 下顎で足りない永久歯は小臼歯で、パノラマからは4本と読め、5本ではないので 誤り

出典:2023年(令和5年) 歯科医師国家試験 問40(厚生労働省 公表)出典元ページ

最終更新日

この回を通しで解く この分野を年度横断で解く

「D問題」のほかの問題

  1. 2025年(令和7年) 第76問歯周病の二次予防はどれか。2 つ選べ。
  2. 2024年(令和6年) 第18問健常成人で、血清中の濃度が最も低いのはどれか。1 つ選べ。
  3. 2024年(令和6年) 第50問口腔扁平上皮癌に対する1 日1 回照射、1 回線量2 Gy の外部照射法による根治的放射
  4. 2024年(令和6年) 第83問人口統計で「X 歳における生存者がX 歳以降に生存する年数の平均値」で説明されるのはどれ
  5. 2025年(令和7年) 第18問症候と全身疾患の組合せで正しいのはどれか。1 つ選べ。
  6. 2025年(令和7年) 第44問レクタンギュラーワイヤーの屈曲を模式図に示す。最も弾性エネルギーを蓄えることができるのは

問題文・解答の修正依頼

スポンサーリンク