64 歳の男性。上顎右側第一大臼歯の知覚過敏を主訴として来院した。ブラッシング時に一過性の痛みがあるという。検査の結果、…

D問題 第41問

64 歳の男性。上顎右側第一大臼歯の知覚過敏を主訴として来院した。ブラッシング時に一過性の痛みがあるという。検査の結果、グラスアイオノマーセメント修復を行うこととした。初診時の口腔内写真(別冊No. 10A)と、ある器具を用いた修復操作中の口腔内写真(別冊No. 10B)を別に示す。この操作で向上するのはどれか。3 つ選べ。

歯科医師 2023年(令和5年) 第41問の写真
正答 (2)(3)(4)
正答は (2)と(3)と(4)。透明な歯頸部用のマトリックスでグラスアイオノマーセメントを押さえて硬化させると、歯面への密着と形の付与、辺縁の封鎖がよくなります。 【見るところ】 写真(A)では上顎右側第一大臼歯の歯頸部に根面の露出(くさび状の欠損)があり、写真(B)ではその部分に透明なサービカルマトリックスを当ててセメントを圧接しています。 マトリックスで圧をかけると、セメントが窩壁によく流れて密着し、接着性と辺縁封鎖性が上がります。歯面の形に合わせて滑らかな外形がつくれ(賦形性)、硬化の初期にセメントが水に触れるのも防げます。
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【ほかの選択肢】 (1) マトリックスは水との接触を防ぐもので、感水性(水に触れて傷む性質)を高めるものではないので 誤り (5) フッ化物などのイオンの徐放は材料の性質で決まり、マトリックスでは変わらないので 誤り

出典:2023年(令和5年) 歯科医師国家試験 問41(厚生労働省 公表)出典元ページ

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