65 歳の女性。上顎左側臼歯部欠損による咀嚼困難を主訴として来院した。診察の結果、上顎部分床義歯を製作することとした。義…

D問題 第63問

65 歳の女性。上顎左側臼歯部欠損による咀嚼困難を主訴として来院した。診察の結果、上顎部分床義歯を製作することとした。義歯製作中のある過程の写真(別冊No. 24A)と完成した義歯の写真(別冊No. 24B)を別に示す。矢印で示す部位に共通するのはどれか。3 つ選べ。

歯科医師 2023年(令和5年) 第63問の写真(1/2)歯科医師 2023年(令和5年) 第63問の写真(2/2)
正答 (2)(4)(5)
正答は (2)と(4)と(5)。矢印はクラスプの口蓋側の拮抗腕と、欠損に面した隣接面板で、回転の防止、着脱の誘導、横揺れの抑制(把持)に働きます。 【見るところ】 完成した義歯の上の写真(B)の矢印は、各クラスプの口蓋側の腕(拮抗腕)を指しています。下の写真の矢印は、欠損部に面した支台歯の隣接面に接する板(隣接面板)を指しています。 拮抗腕と隣接面板は、歯の豊隆の上の部分(アンダーカットでない面)に硬く接し、義歯が横に動いたり回転したりするのを抑えます(把持)。隣接面板は、支台歯に作ったガイドプレーンに沿って義歯を一定の方向に着脱させます。 【ほかの選択肢】 (1) 維持は、アンダーカットに入るクラスプの頰側の腕の先が受け持つので 誤り (3) 支持は、レストや義歯床が受け持つので 誤り

出典:2023年(令和5年) 歯科医師国家試験 問63(厚生労働省 公表)出典元ページ

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