19 歳の女性。下顎の前突感と前歯で咬みにくいことを主訴として来院した。診断をした結果、外科的矯正治療を行うこととした。…

A問題 第34問

19 歳の女性。下顎の前突感と前歯で咬みにくいことを主訴として来院した。診断をした結果、外科的矯正治療を行うこととした。初診時の顔面写真(別冊No. 6A)、口腔内写真(別冊No. 6B)及びエックス線画像(別冊No. 6C)を別に示す。セファロ分析の結果を図に示す。術前矯正治療で行うのはどれか。3 つ選べ。

歯科医師 2023年(令和5年) 第34問の写真(1/3)歯科医師 2023年(令和5年) 第34問の写真(2/3)歯科医師 2023年(令和5年) 第34問の写真(3/3)
正答 (1)(3)(5)
正答は (1)と(3)と(5)。骨格性の下顎前突で、術前矯正では歯を顎の骨に対して正しい位置に戻し、手術で顎の位置を合わせられるようにします。 【見るところ】 A:側貌は下顎が前に出たコンケイブタイプです。 セファロ分析:ANB 角が小さく、SNB 角が大きい骨格性の下顎前突です。下顎下縁平面に対する下顎中切歯歯軸傾斜角が標準よりかなり小さく、下顎切歯が舌側へ傾いて反対咬合を補っています(デンタルコンペンセーション)。上顎切歯の傾斜は標準の範囲と読めます。 術前矯正では、下顎切歯の舌側傾斜をなくし(デコンペンセーション)、叢生などのアーチレングスディスクレパンシーを解消し、Spee 彎曲を平坦にして、上下の歯列が手術後にきちんと咬み合うように整えます。
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【ほかの選択肢】 (2) 上下顎第一大臼歯の近遠心的関係の改善 顎の前後の位置のずれによるもので、手術で改善するので 誤り (4) 上顎切歯のデンタルコンペンセーションの除去 上顎切歯の傾斜はほぼ標準の範囲なので 誤り

出典:2023年(令和5年) 歯科医師国家試験 問34(厚生労働省 公表)出典元ページ

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