12 歳の男児。上顎前歯の前突感を主訴として来院した。診断の結果、矯正歯科治療を行うこととした。初診時の顔面写真(別冊N…

A問題 第82問

12 歳の男児。上顎前歯の前突感を主訴として来院した。診断の結果、矯正歯科治療を行うこととした。初診時の顔面写真(別冊No. 32A)、口腔内写真(別冊No. 32B)、エックス線画像(別冊No. 32C)及び動的治療中の写真(別冊No. 32D)を別に示す。セファロ分析の結果を図に示す。下顎頭と下顎窩の治療による変化として正しい組合せはどれか。1 つ選べ。

歯科医師 2023年(令和5年) 第82問の写真(1/3)歯科医師 2023年(令和5年) 第82問の写真(2/3)歯科医師 2023年(令和5年) 第82問の写真(3/3)
正答 (5)
正答は (5)。下顎を前へ出した位置で保つ機能的矯正装置により、下顎頭の後縁と下顎窩の後方部に骨が添加します。 【見るところ】 セファロ分析:ANB 角が大きく SNB 角が小さい、下顎の後退による骨格性の上顎前突です。 B:上顎前歯が前突し、大臼歯は遠心咬合です。 D:下顎を前に出した位置で上下の歯列をつなぐ、機能的矯正装置を使っています。 下顎を前へ出したまま保つと、下顎頭は下顎窩から前下方へ引き出されます。成長期には、下顎頭の後縁(後上方)に骨が添加して下顎が長くなり、下顎窩の後方部にも骨が添加して窩が前方へ移るように改造されると考えられています。
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【ほかの選択肢】 (1) 前縁の骨吸収・後方部の骨吸収 骨は添加するので 誤り (2) 前縁の骨添加・後方部の骨添加 下顎頭で骨が添加するのは後縁なので 誤り (3) 後縁の骨吸収・前方部の骨吸収 骨は添加するので 誤り (4) 後縁の骨添加・前方部の骨添加 下顎窩で骨が添加するのは後方部なので 誤り

出典:2023年(令和5年) 歯科医師国家試験 問82(厚生労働省 公表)出典元ページ

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