歯肉炎と歯周炎を鑑別する所見はどれか。1 つ選べ。…

C問題 第1問

歯肉炎と歯周炎を鑑別する所見はどれか。1 つ選べ。

正答 (4)
正答は (4)。真性ポケットです。 歯肉炎は炎症が歯肉にとどまり、付着の喪失(アタッチメントロス)はありません。歯肉が腫れて歯肉溝が深くなっても、接合上皮の位置は変わらず、これを仮性ポケット(歯肉ポケット)といいます。 歯周炎では炎症が歯根膜・歯槽骨に及び、接合上皮が根尖側へ移動して付着が失われます。こうしてできるのが真性ポケット(歯周ポケット)で、歯肉炎と歯周炎を分ける所見です。エックス線画像での歯槽骨の吸収も歯周炎の所見です。 【ほかの選択肢】 (1) 歯肉腫脹  歯肉炎・歯周炎のどちらにもみられる 誤り
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(2) 歯肉出血  プロービング時の出血は炎症の指標で、両方にみられる 誤り (3) 歯肉の発赤  炎症の所見で、両方にみられる 誤り (5) スティップリング  健康な付着歯肉にみられる小さなくぼみ。炎症で浮腫が起こると消える。歯肉炎と歯周炎を分ける所見ではない 誤り 【見分けのかなめ】 付着の喪失があるか(クリニカルアタッチメントレベル)で判断します。ポケットの深さだけでは決まりません。

出典:2024年(令和6年) 歯科医師国家試験 問1(厚生労働省 公表)出典元ページ

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