16 歳の女子。矯正歯科から口腔衛生管理の依頼があり来院した。矯正歯科治療開始予定であるという。朝食摂取後に、普段どおり…
A問題 第33問
16 歳の女子。矯正歯科から口腔衛生管理の依頼があり来院した。矯正歯科治療開始予定であるという。朝食摂取後に、普段どおりの口腔清掃を行ったという。染め出し時の口腔内写真(別冊No. 10A)、齲蝕活動性試験の結果(別冊No. 10B)及びエックス線画像(別冊No. 10C)を別に示す。検査結果から口腔衛生指導内容に反映すべきなのはどれか。2 つ選べ。
- (1)唾液緩衝能の低下
- (2)唾液分泌量の低下
- (3)プラークの付着状態
- (4)齲蝕関連細菌数の増加
- (5)唾液無機イオン濃度の上昇
正答 (1)(3)
正答は (1)と(3)。
【見るところ】
A:染め出しで、歯頸部や隣接面、臼歯の咬合面に赤いプラークが広く残っています。
B:唾液緩衝能の検査は黄色で「危険(++)」、齲蝕関連細菌の活動性の検査は「危険(++)」です。
C:パノラマエックス線画像では、明らかなう窩ははっきりしません(智歯の歯胚がある)。
朝食後にふだんどおり歯みがきをしたのに、プラークが多く残っています。これは清掃の方法がうまくいっていない証拠なので、プラークの付着状態を示して歯みがきの方法を指導します。唾液緩衝能が低いと酸が中和されにくいので、間食・飲み物のとり方やフッ化物の利用など、う蝕のリスクを下げる指導に反映させます。
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【ほかの選択肢】
(2) 唾液分泌量の低下 分泌量の検査は行われていない 誤り
(4) 齲蝕関連細菌数の増加 別冊の表示は「齲蝕関連細菌活動性」の判定で、細菌数そのものを数えた結果としては示されていない 誤り
(5) 唾液無機イオン濃度の上昇 検査されておらず、上昇はう蝕のリスクにもならない 誤り
出典:2024年(令和6年) 歯科医師国家試験 問33(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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