11 歳の女児。前歯の歯並びが悪いことを主訴として来院した。初診時の顔面写真(別冊No. 18A)、口腔内写真(別冊No…

A問題 第49問

11 歳の女児。前歯の歯並びが悪いことを主訴として来院した。初診時の顔面写真(別冊No. 18A)、口腔内写真(別冊No. 18B)、エックス線画像(別冊No. 18C)及び歯科用コーンビームCT(別冊No. 18D)を別に示す。そのままにした場合に生じる可能性があるのはどれか。2 つ選べ。

歯科医師 2024年(令和6年) 第49問の写真(1/2)歯科医師 2024年(令和6年) 第49問の写真(2/2)
正答 (2)(3)
正答は (2)と(3)。 【見るところ】 B:上顎の犬歯はまだ萌出していません。 C:パノラマで、上顎犬歯の歯冠が側切歯の歯根に重なる位置にあります。 D:コーンビームCTで、犬歯の歯冠が側切歯の歯根の口蓋側に接しています。 上顎犬歯は萌出の経路が長く、萌出の位置の異常が起こりやすい歯です。この症例は、犬歯の歯冠が側切歯の歯根の口蓋側に寄って接しています。このまま進むと、犬歯の萌出の力で側切歯の歯根が吸収され(歯根吸収)、犬歯は口蓋側へ萌出したり埋伏したりします。開窓・牽引などを考えます。
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【ほかの選択肢】 (1) 2の近心傾斜  犬歯が側切歯の歯根を遠心側から押すので、側切歯の歯冠はむしろ遠心へ傾く 誤り (4) 4の遠心傾斜  犬歯は口蓋側・近心寄りにあり、第一小臼歯を遠心へ倒す位置ではない 誤り (5) 5の萌出遅延  第二小臼歯の萌出と犬歯の位置は関係しない 誤り 選択肢の歯の番号(2、3など)は上顎左側の歯(|2、|3)を表しています。

出典:2024年(令和6年) 歯科医師国家試験 問49(厚生労働省 公表)出典元ページ

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