5 歳の女児。舌の疼痛を主訴として来院した。数日前から発熱、食欲不振、感冒様症状があるという。初診時の口腔内写真(別冊N…
A問題 第77問
5 歳の女児。舌の疼痛を主訴として来院した。数日前から発熱、食欲不振、感冒様症状があるという。初診時の口腔内写真(別冊No. 28A)と手足の写真(別冊No. 28B)を別に示す。原因として考えられるのはどれか。2 つ選べ。
- (1)麻疹ウイルス
- (2)エンテロウイルス
- (3)ムンプスウイルス
- (4)コクサッキーウイルス
- (5)単純ヘルペスウイルス
正答 (2)(4)
正答は (2)と(4)。発熱の後に口の中と手足に小さな水疱や紅斑が出ており、手足口病です。原因はコクサッキーウイルスやエンテロウイルスです。
【見るところ】
A:舌の表面に、小さな水疱とびらん(アフタのような潰瘍)が散らばっています。
B:手のひら・指・足の裏に、小さな赤い発疹(水疱)が出ています。
手足口病は乳幼児に夏に多く、コクサッキーウイルス A16 やエンテロウイルス 71 などによって起こります。口の中の痛みで飲食がつらくなることがありますが、多くは1週間ほどで治ります。
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【ほかの選択肢】
(1) 麻疹ウイルス 頰粘膜の Koplik 斑と全身の発疹が出るので 誤り
(3) ムンプスウイルス 耳下腺の腫れ(流行性耳下腺炎)を起こすので 誤り
(5) 単純ヘルペスウイルス 歯肉の発赤と多数の水疱(疱疹性歯肉口内炎)を起こすが、手足の発疹は出ないので 誤り
出典:2023年(令和5年) 歯科医師国家試験 問77(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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