35 歳の男性。受け口を主訴として来院した。中学生のころから気になり前歯で咬みにくいという。骨格性下顎前突症と診断し、術…

B問題 第59問

35 歳の男性。受け口を主訴として来院した。中学生のころから気になり前歯で咬みにくいという。骨格性下顎前突症と診断し、術前矯正治療後に顎矯正手術をすることとした。顎矯正手術前と手術9 か月後のエックス線画像(別冊No. 18A、B)を別に示す。手術名の略語を示す。下顎に対して行ったのはどれか。1 つ選べ。

歯科医師 2025年(令和7年) 第59問の図(1/3)歯科医師 2025年(令和7年) 第59問の図(2/3)歯科医師 2025年(令和7年) 第59問の図(3/3)
正答 (2)
正答は (2)。IVRO+オトガイ形成術です。 【見るところ】 手術前(18A)の側面頭部エックス線規格写真では、下顎が前に出た 骨格性下顎前突で、歯にはマルチブラケット装置が付いています。 手術9か月後(18B)では、下顎が後方に下がって前歯の被蓋が改善しています。パノラマでは、オトガイ部に骨を固定するプレートとスクリューがありますが、下顎枝や下顎体には固定用のプレートやスクリューが見えません。 下顎枝矢状分割術(SSRO)では、分割した骨片をプレートやスクリューで固定するので、術後のエックス線画像に写ります。下顎枝垂直骨切り術(IVRO)では、ふつう骨片を固定材で固定せず、術後に顎間固定を行います。下顎枝に固定材がなく、オトガイ部にだけプレートがあるので、IVROとオトガイ形成術です。
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【ほかの選択肢】 (1) SSRO  下顎枝・下顎体に固定材が写るはずで、オトガイのプレートも説明できない 誤り (3) SSRO+オトガイ形成術  下顎枝・下顎体に固定材が写っていない 誤り (4) IVRO+前歯部歯槽骨切り術  前歯部の歯槽部に骨切りや固定材の跡はない 誤り (5) SSRO+前歯部歯槽骨切り術  どちらの所見もない 誤り

出典:2025年(令和7年) 歯科医師国家試験 問59(厚生労働省 公表)出典元ページ

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