82 歳の男性。下顎右側前歯部の審美不良を主訴として来院した。20 年前に近医にて処置を受け、症状なく経過していたが、1…

D問題 第25問

82 歳の男性。下顎右側前歯部の審美不良を主訴として来院した。20 年前に近医にて処置を受け、症状なく経過していたが、1 年前から歯頸部の実質欠損を自覚し、徐々に増大しているという。初診時の口腔内写真(別冊No. 6A)とエックス線画像(別冊No. 6B)を別に示す。実質欠損の活動性の判定に有効なのはどれか。1 つ選べ。

歯科医師 2025年(令和7年) 第25問の写真
正答 (1)
正答は (1)。探針です。 【見るところ】 口腔内写真(A)では、下顎前歯の冠の縁の下の根面(歯頸部)に、褐色の実質欠損があります。エックス線画像(B)では、根管充塡された歯に冠が入っています。 根面う蝕が今も進んでいる(活動性)か止まっている(非活動性)かは、表面の硬さと色・つやで判断します。探針で軽く触れて、やわらかく引っかかる(革のような感触)なら活動性、硬くてつやがあれば非活動性と判定します。活動性なら治療・積極的な予防が要り、非活動性なら清掃とフッ化物で経過を見ることができます。
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【ほかの選択肢】 (2) 光照射器  コンポジットレジンの重合に使う。透過光でエナメル質の亀裂やう蝕を見ることはあるが、根面の欠損の活動性はわからない 誤り (3) 齲蝕検知液  窩洞形成のとき、除去すべき感染象牙質を染め分けるもので、活動性の判定には使わない 誤り (4) アイボリーセパレーター  歯間を広げて隣接面を見るための器具 誤り (5) エチルクロライドスプレー  冷刺激で歯髄の生活を調べる(寒冷診)。この歯は根管充塡されている 誤り

出典:2025年(令和7年) 歯科医師国家試験 問25(厚生労働省 公表)出典元ページ

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