78 歳の女性。硬いものが嚙みにくいことを主訴として来院した。10 年前から2型糖尿病によりインスリン療法を受けていると…

D問題 第37問

78 歳の女性。硬いものが嚙みにくいことを主訴として来院した。10 年前から2型糖尿病によりインスリン療法を受けているという。頭頸部における疼痛の訴えはなく、最大開口量(義歯の切歯間距離)は43 mm であった。全部床義歯の適合と咬合に問題はない。初診時の口腔内写真(別冊No. 7A、B)を別に示す。次に行う検査として適切なのはどれか。3 つ選べ。

歯科医師 2023年(令和5年) 第37問の写真
正答 (1)(2)(3)
正答は (1)と(2)と(3)。義歯に問題がないのに硬いものが咬みにくいので、咀嚼の機能そのものを、咀嚼能力と咬合力の検査で調べます。 【見るところ】 上下とも無歯顎で、舌背には舌苔が付いています。 義歯の適合と咬合に問題はなく、痛みも開口制限もありません。そこで口腔機能低下症の考え方に沿って、咀嚼の能力(グルコース含有グミでの咀嚼能力検査、色の変わるガムでの検査)と咬合力を測り、咀嚼の機能が落ちていないかを確かめます。 【ほかの選択肢】 (4) 頭頸部の痛みはなく開口量も正常で、顎関節を疑う所見はないので 誤り (5) 改訂水飲みテストは嚥下の検査で、主訴は咀嚼の困難なので 誤り

出典:2023年(令和5年) 歯科医師国家試験 問37(厚生労働省 公表)出典元ページ

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