76 歳の女性。義歯の維持安定不良を主訴として来院した。診察の結果、全部床義歯を新製することとした。ある術式の過程の一部…

A問題 第84問

76 歳の女性。義歯の維持安定不良を主訴として来院した。診察の結果、全部床義歯を新製することとした。ある術式の過程の一部の写真(別冊No. 29)を別に示す。この術式で決定されるのはどれか。2 つ選べ。

歯科医師 2025年(令和7年) 第84問の写真
正答 (1)(4)
正答は (1)と(4)。舌房の範囲と義歯床研磨面の形態です。 【見るところ】 写真(別冊No. 29)では、人工歯の並んだ下顎の義歯の床の研磨面 (頰側・舌側の外側の面)に青い材料を盛って温め、口腔内に入れています。患者がほほえむなど口を動かし、取り出した義歯では、青い材料が頰・口唇・舌の動きに合わせた形になっています。 義歯床の研磨面の形を、頰・口唇・舌の筋の機能運動で記録する方法(研磨面の機能印象、フレンジテクニックなど)です。頰と舌の力がつり合う位置(ニュートラルゾーン)に床と人工歯を置くと、義歯は筋の力で押さえられて安定します。この方法で、(4) 義歯床研磨面の形態と、(1) 舌の動く空間(舌房)の範囲が決まります。
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【ほかの選択肢】 (2) 水平的顎間関係  ゴシックアーチ描記法やチェックバイトなどで決める 誤り (3) 義歯床後縁の位置  下顎ではレトロモラーパッド、上顎ではアーラインなどを基準に、印象の段階で決める 誤り (5) 前歯部人工歯の形態  顔の形・大きさや患者の希望で選ぶ 誤り

出典:2025年(令和7年) 歯科医師国家試験 問84(厚生労働省 公表)出典元ページ

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