54 歳の女性。下顎左側第二大臼歯の動揺を主訴として来院した。1 か月前から気付いていたが痛みがないのでそのままにしてい…

B問題 第23問

54 歳の女性。下顎左側第二大臼歯の動揺を主訴として来院した。1 か月前から気付いていたが痛みがないのでそのままにしていたという。初診時の口腔内写真(別冊No. 3A)とエックス線画像(別冊No. 3B)を別に示す。再評価時の歯周組織検査結果の一部を表に示す。歯周基本治療後、7に行う治療法で適切なのはどれか。2 つ選べ。

歯科医師 2025年(令和7年) 第23問の写真(1/2)歯科医師 2025年(令和7年) 第23問の写真(2/2)
正答 (1)(3)
正答は (1)と(3)。GTR法とFGF-2製剤の応用です。 【見るところ】 エックス線画像(3B)で、下顎左側第二大臼歯の遠心に、歯根に沿って深く下がる垂直性(くさび状)の骨吸収があると読めます。 表では、第二大臼歯の舌側に6 mmと9 mmの深いポケットがあり、どちらも出血しています。頰側は3〜4 mm、動揺度は1度です。 歯周基本治療の後も、垂直性の骨欠損を伴う深いポケットが残っています。垂直性の骨欠損には、歯周組織再生療法が適しています。 (1) GTR法  膜で歯肉の上皮・結合組織が入り込むのを防ぎ、
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歯根膜からの組織の再生を図る (3) FGF-2製剤(トラフェルミン)の応用  骨欠損部に塗って、 歯根膜の細胞の増殖を促し、再生を図る 【ほかの選択肢】 (2) 新付着術  ポケットの内壁を除去して付着を図る方法で、浅いポケットが対象。骨の再生は期待できない 誤り (4) 歯周ポケット搔爬術  浅い(4〜5 mm程度の)骨縁上のポケットの方法で、深い骨欠損には向かない 誤り (5) 歯肉弁根尖側移動術  ポケットをなくす切除的な方法。骨欠損は再生しない 誤り

出典:2025年(令和7年) 歯科医師国家試験 問23(厚生労働省 公表)出典元ページ

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