10 歳の男児。上顎前歯部の疼痛を主訴として来院した。1 時間前に転倒し顔面を強打したという。1の動揺度は1 度で軽度の…

B問題 第27問

10 歳の男児。上顎前歯部の疼痛を主訴として来院した。1 時間前に転倒し顔面を強打したという。1の動揺度は1 度で軽度の打診痛を認める。初診時の口腔内写真(別冊No. 4A、B)とエックス線画像(別冊No. 4C)を別に示す。適切な処置はどれか。1 つ選べ。

歯科医師 2025年(令和7年) 第27問の写真(1/2)歯科医師 2025年(令和7年) 第27問の写真(2/2)
正答 (2)
正答は (2)。コンポジットレジン修復です。 【見るところ】 口腔内写真(4A、4B)で、上顎右側中切歯の切縁が斜めに欠けています。 破折面に歯髄の露出(出血・赤い点)は見えません。 エックス線画像(4C)では、破折はエナメル質と象牙質にとどまり、歯髄腔には達していません(10歳なので歯根は完成していない時期です)。 歯根の破折や歯根膜腔の拡大ははっきりしません。 露髄のない歯冠破折(エナメル質・象牙質の破折)です。動揺は1度、打診痛は軽く、歯根の破折や大きな脱臼はないので、固定は必要ありません。象牙質を覆って刺激を遮断し、コンポジットレジンで形を回復します(破折片があれば接着してもよい)。外傷の後は、歯髄の生死や根の発育を経過観察します。
解説の続きをみる続きを閉じる
【ほかの選択肢】 (1) 整復固定  歯の位置のずれ(脱臼)や歯根破折がある場合に行う 誤り (3) 直接覆髄  露髄している場合の処置 誤り (4) 生活歯髄切断  露髄して時間がたった場合などの処置。根未完成歯ではアペキソゲネシスとして行う 誤り (5) 抜歯  保存できる歯 誤り

出典:2025年(令和7年) 歯科医師国家試験 問27(厚生労働省 公表)出典元ページ

最終更新日

この回を通しで解く この分野を年度横断で解く

「B問題」のほかの問題

  1. 2024年(令和6年) 第10問好中球による貪食に抵抗性を示すのはどれか。1 つ選べ。
  2. 2024年(令和6年) 第38問口をもぐもぐ動かす不随意の運動が止まらないことを主訴として来院した。数年前から同様の症状
  3. 2024年(令和6年) 第74問75 歳の男性。1 週前に装着した上顎全部床義歯の使用時の疼痛を主訴として来院した。適合
  4. 2023年(令和5年) 第15問一次救命処置〈BLS〉で最初に行うのはどれか。1 つ選べ。
  5. 2023年(令和5年) 第42問右側口底部の違和感を主訴として来院した患者の、初診時の口腔内写真(別冊No. 15A)と
  6. 2023年(令和5年) 第70問部分床義歯のフレームワークに用いるのはどれか。3 つ選べ。

問題文・解答の修正依頼

スポンサーリンク