口をもぐもぐ動かす不随意の運動が止まらないことを主訴として来院した。数年前から同様の症状が出現してきたという。口腔内に異…

B問題 第38問

口をもぐもぐ動かす不随意の運動が止まらないことを主訴として来院した。数年前から同様の症状が出現してきたという。口腔内に異常所見は認められなかった。関連すると考えられる薬剤はどれか。1 つ選べ。

正答 (2)
正答は (2)。抗精神病薬です。 口をもぐもぐさせる、舌を出し入れする、口をすぼめるといった、口・舌・顔の不随意運動が数年かけて出てきたもので、口・舌・顔面のジスキネジア(遅発性ジスキネジア)と考えます。ドパミン受容体を遮断する抗精神病薬を長く飲んでいると起こりやすく、薬をやめても治りにくいことがあります。制吐薬(メトクロプラミドなど)でも起こります。口腔内に異常がなくても、義歯の不安定や咬傷、咀嚼・嚥下の障害につながります。 【ほかの選択肢】 (1) 抗凝固薬  出血に注意する薬。不随意運動は起こさない 誤り
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(3) 抗ウイルス薬  この症状の代表的な原因ではない 誤り (4) 抗けいれん薬  フェニトインでは歯肉増殖症が起こる。この症状の代表的な原因ではない 誤り (5) 副腎皮質ステロイド薬  口腔カンジダ症や骨粗鬆症などの原因。不随意運動は起こさない 誤り

出典:2024年(令和6年) 歯科医師国家試験 問38(厚生労働省 公表)出典元ページ

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