屈折性調節性内斜視の視能矯正で誤っているのはどれか。…
午前 第58問
屈折性調節性内斜視の視能矯正で誤っているのはどれか。
- (1)眼鏡常用が必要である。
- (2)長期的な経過観察が必要である。
- (3)屈折検査に加えて眼位検査も行う。
- (4)調節麻痺薬を用いた屈折検査を行う。
- (5)完全矯正後、斜視が矯正されれば低矯正の眼鏡に変更する。
正答 (5)
正答は (5)。誤っているのは「完全矯正後、斜視が矯正されれば低矯正の眼鏡に変更する。」です。
屈折性調節性内斜視は、遠視のために強い調節が必要になり、それに伴う調節性輻湊で内斜視になるものです。完全矯正の眼鏡で眼位がよくなるのは、調節が要らなくなったためで、遠視そのものは残っています。眼位がよくなったからといって度数を下げると、再び調節が必要になり、内斜視が戻ります。眼鏡は完全矯正のまま常用させ、成長による遠視の変化に合わせて、調節麻痺薬を使った屈折検査で度数を見直します。
【ほかの選択肢】
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(1) 眼鏡常用が必要 正しい
眼鏡をはずすと内斜視が出るので、起きている間は常用します。
(2) 長期的な経過観察が必要 正しい
遠視の度の変化、弱視の有無、眼位が悪くなる部分調節性への移行などを長く見守ります。
(3) 屈折検査に加えて眼位検査も行う 正しい
眼鏡を掛けた状態と外した状態、遠見と近見の眼位をみます。
(4) 調節麻痺薬を用いた屈折検査を行う 正しい
隠れた遠視を明らかにするため、アトロピンやシクロペントラートを使って屈折を測ります。
出典:2024年(令和6年) 視能訓練士国家試験 問58(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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