先天上斜筋麻痺で正しいのはどれか。…
午前 第40問
先天上斜筋麻痺で正しいのはどれか。
- (1)回旋複視を自覚する。
- (2)顎上げの頭位異常がみられる。
- (3)広い垂直方向の融像域をもつ。
- (4)両眼性は大角度の内方回旋偏位を伴う。
- (5)片眼性の水平偏位はA 型斜視の形になる。
正答 (3)
正答は (3)。先天上斜筋麻痺では広い垂直方向の融像域をもちます。
先天上斜筋麻痺では、幼いころから上下のずれを融像で補ってきたため、垂直方向の融像域(上下のプリズムに対する融像の幅)が正常よりも大きくなります。後天性の上斜筋麻痺との見分けに使われる所見です。
【ほかの選択肢】
(1) 回旋複視を自覚する 回旋偏位があっても感覚の適応で自覚しないことが多い。回旋複視の自覚は後天性に多い 誤り
(2) 顎上げの頭位異常 片眼性では健側への頭部傾斜(首かしげ)、両眼性では顎を引く頭位をとる 誤り
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(4) 両眼性は大角度の内方回旋偏位を伴う 上斜筋は内方回旋の筋なので、麻痺では外方回旋偏位になる 誤り
(5) 片眼性の水平偏位は A 型 上斜筋の麻痺では下方視での外転の作用が弱まり(下斜筋の過動があれば上方視での外転も強まり)、V 型になりやすい(とくに両眼性) 誤り
出典:2025年(令和7年) 視能訓練士国家試験 問40(厚生労働省 公表)出典元ページ
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