眼鏡レンズで正しいのはどれか。…
午前 第62問
眼鏡レンズで正しいのはどれか。
- (1)中近累進屈折力レンズは運転に適している。
- (2)累進屈折力レンズの適応には個人差がある。
- (3)累進屈折力レンズでは周辺部で非点収差が生じにくい。
- (4)二重焦点レンズは遠用部から近用部に移るときの像の跳躍が起こりにくい。
- (5)累進屈折力レンズの累進帯は近方視領域で耳側に寄るように設計されている。
正答 (2)
正答は (2)。正しいのは「累進屈折力レンズの適応には個人差がある。」です。
累進屈折力レンズは、遠用部から近用部へ度数が連続して変わるレンズで、境目がなく見た目も自然です。一方で、側方には像がゆがむ部分があり、視線の動かし方にも慣れが必要です。慣れやすさは、年齢・加入度数・それまでの眼鏡・生活での使い方などで大きく違うので、適応には個人差があります。
【ほかの選択肢】
(1) 中近累進屈折力レンズは運転に適している 誤り
中近レンズは室内の中間距離と手元を見るためのレンズで、遠くを見る範囲が狭いので、運転には向きません。運転には遠近両用の累進屈折力レンズなどを使います。
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(3) 周辺部で非点収差が生じにくい 誤り
累進帯の両側の周辺部には非点収差が生じ、像のゆがみや揺れの原因になります。
(4) 二重焦点レンズは像の跳躍が起こりにくい 誤り
二重焦点レンズは、遠用部と近用部の境目で度数が急に変わるので、視線が境目を越えるときに像が跳ぶ現象(像の跳躍)が起こります。
(5) 累進帯は近方視領域で耳側に寄る 誤り
近くを見るときは両眼が輻湊して視線が内側に寄るので、近用部は鼻側に寄せて(内寄せ)設計されています。
出典:2024年(令和6年) 視能訓練士国家試験 問62(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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