飛行中の錯覚について誤りはどれか。…
操縦教育一般 第35問
飛行中の錯覚について誤りはどれか。
- (1)離陸中の急激な加速は、機首上げ姿勢にあるような錯覚を生じやすい。
- (2)傾いた雲の稜線、不明瞭な水平線、地上灯火のある種の幾何学的な配列などによって、航空機の姿勢が実際の水平線に正しくアラインしていないような錯覚が起こりやすい。
- (3)急激な上向きの加速(上昇気流など)によって航空機が上昇中であるような錯覚が生じやすい。
- (4)上昇から水平直線飛行に急激に移行すると、パイロットは前方に倒れるような錯覚を生じやすい。
正答 (4)
正答は (4)。上昇から水平直線飛行に急に移ると、前方ではなく後方に倒れるような錯覚(逆転錯覚)を生じるので、これが誤りです。
上昇から水平に急に移ると、内耳の耳石器が強く刺激され、後ろに倒れていくように感じます。これにつられて機首を急に下げると、錯覚がさらに強まることがあり危険です。
【ほかの選択肢】
(1) 前向きの急な加速は、機首上げ姿勢にあるような錯覚を生むので 正しい
(2) 傾いた雲の稜線や不明瞭な水平線、地上灯火の配列などで、水平線を取り違えるので 正しい
(3) 上昇気流などによる急な上向きの加速は、上昇しているような錯覚を生むので 正しい
【対策】
錯覚に気づいたら、体の感覚ではなく計器を信じます。
出典:令和元年7月期 航空従事者学科試験 操縦教育証明 操縦教育一般 問35(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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