TOC(上昇上限)はA VORからどの距離にあるか。…
空中航法 第20問
TOC(上昇上限)はA VORからどの距離にあるか。
- (1)A VORからX VOR寄りで約26nmの距離
- (2)A VORからX VOR寄りで約42nmの距離
- (3)A VORからX VOR寄りで約58nmの距離
- (4)A VORからX VOR寄りで約74nmの距離
正答 (1)
正答は (1)。18,000ftへの上昇は22.0分で、X〜A間の上昇中のGS約202ktで約74nm進むので、TOCはA VORの手前約26nmです。
【高度】全区間が西向き(MC218°〜286°)なので偶数の高度です(航空法施行規則第177条)。離陸重量90,500lbなので上昇はAT or ABOVE 90,000の表のSTDです。22,000ft・20,000ftは上昇後の重量(85,490lb・86,250lb)で巡航表のその欄が空欄なので、18,000ft(22.0分・3,600lb・TAS234kt)へ上昇します。B〜C間で重量が85,000lbを切る所(B VORから約21nm)で20,000ftへSTEP UPします(+200lb。上げないより約75lb少ない)。
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【上昇中のGS】
X〜AはTC245°、風300°/50kt(右前方55°)、上昇のTAS234kt
向かい風成分 50×cos55°≒28.7kt
横風成分 50×sin55°≒41.0kt
WCA≒sin⁻¹(41.0÷234)≒+10.1°
GS≒234×cos10.1°-28.7≒201.7kt
上昇距離≒201.7×22.0÷60≒74.0nm
TOC=100-74.0≒26nm(A VORからX VOR寄り)
【ほかの選択肢】
(4) 約74nmはX VORからの上昇距離で、A VORからの距離ではないので 誤り
(2)(3) 約42nm・約58nmは計算と合わないので 誤り
出典:平成31年3月期 航空従事者学科試験 定期運送用操縦士(飛行機) 空中航法 問20(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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