航空機乗組員用酸素吸入装置(酸素マスク)の装備基準(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から…

航空工学 第12問

航空機乗組員用酸素吸入装置(酸素マスク)の装備基準(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。(a)鼻及び口を覆い、かつ、使用状態で顔面上に保持する装置を備えなければならない。(b)マスクは通信装置が使用できるものでなければならない。(c)飛行高度25,000ft以下で運用する飛行機については、各乗組員の手の届く範囲内に配置しなければならない。(d)飛行高度25,000ftを超えて運用する飛行機については、片手で30秒以内に装着できなければならない。

正答 (3)
正答は (3)。25,000ftを超えて運用する機のマスクは片手で「5秒以内」に着けられることなので、(d)だけが誤りです。 耐空性審査要領の乗組員用の酸素マスクの基準です(FAAの14 CFR 25.1447と同じ趣旨)。(a)正しい。鼻と口を覆い、使用中は顔面に保持される装置でなければなりません。(b)正しい。マスクを着けたまま通信装置を使えるものでなければなりません。(c)正しい。25,000ft以下で運用する機では、各乗組員の手の届く範囲に置きます。(d)誤り。25,000ftを超えて運用する機では、片手で5秒以内に着けられるもの(クイック・ドニング型)でなければなりません。30秒ではありません。 【5秒の理由】 高高度で急減圧が起きると、意識を保てる時間がごく短くなるためです。

出典:令和2年7月期 航空従事者学科試験 定期運送用操縦士(飛行機) 航空工学 問12(国土交通省 公表)出典元ページ

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