CRMスキルに関する記述(a)~(d)のうち、正しいと思われるものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。…

空中航法 第15問

CRMスキルに関する記述(a)~(d)のうち、正しいと思われるものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。(a)状況認識(Situational Awareness)とは、航空機内外で起こっている事象を認識するだけではなく、それを分析し、これからどのように変化するかを予測するスキルである。(b)意思決定(Decision Making)とは、意思決定のプロセスに必要な問題を特定し、それに対する解決案を考え、決定後の行動を振り返るスキルである。(c)ワークロードマネジメント(Workload Management)とは、様々な場面で発生するタスクを適切に取り扱い、各乗員のパフォーマンスレベルを一定以上に維持するスキルである。(d)チームの形成(Team Building)とは、乗員が効果的に機能するチームを形成するスキルである。

正答 (4)
正答は (4)。四つとも正しい記述です。 CRM(Crew Resource Management)スキルの定義を問う問題で、(a)~(d)はいずれも標準的な説明どおりです。 【状況認識(Situational Awareness)】 単に「今どうなっているか」を知るだけではありません。 認識する → 分析する → これからどう変化するかを予測する この三段階がそろってはじめて状況認識です。目の前の計器を読めていても、数分後にどうなるかが見えていなければ、状況認識ができているとはいえません。
解説の続きをみる続きを閉じる
【意思決定(Decision Making)】 問題を特定する → 解決案を考える → 決定後の行動を振り返る 最後の「振り返る」が含まれている点が要注意です。決めて終わりではなく、その決定が正しかったかを検証するところまでが意思決定のスキルです。 【ワークロードマネジメント(Workload Management)】 様々な場面で発生するタスクを適切に取り扱い、各乗員のパフォーマンスを一定以上に維持するスキルです。忙しい局面で作業を分配したり、優先順位をつけて後回しにしたりする判断がこれにあたります。 【チームの形成(Team Building)】 乗員が効果的に機能するチームを形成するスキルです。 【この問題の型】 CRMの設問は、用語をもっともらしく言い換えた「誤り」が混ぜられることが多いのですが、今回は四つとも正しい定義です。「いくつあるか」形式ですべて正しいという解答もあり得ることを覚えておいてください。

出典:令和3年7月期 航空従事者学科試験 定期運送用操縦士(飛行機) 空中航法 問15(国土交通省 公表)出典元ページ

最終更新日

この回を通しで解く この分野を年度横断で解く

この問題はほかの試験・回でも出ています

「空中航法」のほかの問題

  1. 平成31年3月期 第15問飛行中の錯覚に関する記述(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の
  2. 令和元年11月期 第24問D VORからE VORまでのGSはどれか。
  3. 令和2年11月期 第13問夜間視力について(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選
  4. 令和3年11月期 第8問気圧高度:32,000ft、TAS:370ktで飛行中の航空機がTC:250°のコース上
  5. 令和4年7月期 第5問搭載燃料から予備燃料を除いた飛行可能時間4時間の飛行機が、日本時間の10時00分にA空港
  6. 令和5年3月期 第17問RJYY空港までの予定消費燃料の量に、最も近いのはどれか。

問題文・解答の修正依頼

スポンサーリンク