搭載燃料から予備燃料を除いた飛行可能時間6時間の飛行機が、日本時間の11時30分にA空港をTC:055°で出発した。この…
空中航法 第6問
搭載燃料から予備燃料を除いた飛行可能時間6時間の飛行機が、日本時間の11時30分にA空港をTC:055°で出発した。この時の最大進出距離(PSR:Position of Safety Return)について最も近いものはどれか。ただし、風:090°/90kt、TAS:360ktとし上昇降下は考えないものとする。
- (1)A空港から 676nm PSR到達時刻 :13時53分
- (2)A空港から1,022nm PSR到達時刻 :13時53分
- (3)A空港から1,022nm PSR到達時刻 :15時06分
- (4)A空港から1,546nm PSR到達時刻 :15時06分
正答 (3)
正答は (3)。往路GS約283kt・復路GS約430ktから、PSRまで6×430÷713≒3.62時間で、距離は約1,022nm、到達は15時06分頃です。
風090°/90kt、TAS360kt。
往路(TC055°) 風との角度35°
向かい風成分 90×cos35°≒73.7kt
横風成分 90×sin35°≒51.6kt → WCA≒8.2°
GSo≒360×cos8.2°-73.7≒282.6kt
復路(TC235°) 追い風成分73.7kt
GSh≒356.3+73.7≒430.0kt
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PSRまでの時間=6×430.0÷(282.6+430.0)≒3.62時間≒3時間37分
PSRまでの距離=282.6×3.62≒1,023nm
到達時刻=11時30分+3時間37分≒15時07分(選択肢では15時06分)
【ほかの選択肢】
(1) 時間の式の分子をGSoにすると約2.38時間(13時53分)・約672nmとなり、これに近い値なので 誤り
(2) 1,022nmは正しいが、到達時刻が上の取り違えの13時53分なので 誤り
(4) 時刻は正しいが、距離が往路のGSで進む距離と合わないので 誤り
【覚え方】
PSRまでの時間は「全時間×復路GS÷(往路GS+復路GS)」。分子は帰りのGSです。
出典:令和4年3月期 航空従事者学科試験 定期運送用操縦士(飛行機) 空中航法 問6(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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