気圧高度:35,000ft、SAT:-55℃の大気中を、MAC:0.74で飛行中の航空機のTASに最も近いものはどれか。…
空中航法 第3問
気圧高度:35,000ft、SAT:-55℃の大気中を、MAC:0.74で飛行中の航空機のTASに最も近いものはどれか。
- (1)388kt
- (2)413kt
- (3)426kt
- (4)720kt
正答 (3)
正答は (3)。TASは約426ktです。
TASはマッハ数にその場所の音速を掛けて求めます。音速は気温(絶対温度)だけで決まり、気圧高度35,000ftは計算に使いません。
【計算】
絶対温度 T=−55+273.15=218.15K
音速 a≒38.97×√218.15≒38.97×14.77≒575.5kt
TAS=M×a=0.74×575.5≒426kt
(音速の式 a≒38.97√T kt は、a=√(γRT) をノットに直したものです。海面の標準大気15℃では約661ktです。)
解説の続きをみる続きを閉じる
【ほかの選択肢】
(1) 388kt、(2) 413kt 計算の値(約426kt)と合いません 誤り
(4) 720ktは、この気温の音速(約575kt)より大きく、M0.74(音速より遅い)では起こりえない値です 誤り
【見分け方】
35,000ftの標準大気の気温は約−54℃で、ほぼ標準どおりの大気です。音速は約575ktなので、M0.74なら約426ktと見当がつきます。
出典:令和4年11月期 航空従事者学科試験 定期運送用操縦士(飛行機) 空中航法 問3(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
「空中航法」のほかの問題
- 平成31年3月期 第3問空港進入前に入手したQNH29.92inHgに対し、誤って29.82inHgの値を気圧高
- 令和元年11月期 第1問低酸素症(ハイポキシァ)について(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~
- 令和2年9月期 第8問トラフィックが多い空域での速度制限について(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか
- 令和3年5月期 第18問RJYY空港から代替空港までの必要燃料の量はどれか。
- 令和4年3月期 第16問RJYY空港の予定到着時刻(ETA)はどれか。
- 令和5年3月期 第7問変針点Aから変針点Bへ飛行中、Aから40nmの地点において4nmオフコースしていた。この
スポンサーリンク

