RJYY空港の予定到着時刻(ETA)に最も近いのはどれか。…
空中航法 第16問
RJYY空港の予定到着時刻(ETA)に最も近いのはどれか。
- (1)11時38分(日本時間)
- (2)11時41分(日本時間)
- (3)11時44分(日本時間)
- (4)11時47分(日本時間)
正答 (1)
正答は (1)。計算では到着は11時39分の少し前で、選択肢で最も近いのは11時38分です。
【巡航高度の決め方】
離陸重量は93,500lbなので、上昇は「AT or ABOVE 90,000lb」の表、気温は+10の列を使います。上昇後の重量は85,000lb以上(85〜95の帯)で、+10の巡航表のこの帯は17,000ftまでしか値がありません。よって17,000ftまで上昇して巡航します(上昇30.5分、4,800lb、TAS236kt)。その後、重量が85,000lbを切ると、STDの表で19,000ftの欄(85,000lb未満の帯)が使えるので、19,000ftへSTEP UPします(+300lb)。B VOR〜F VORの区間は磁針路が082°・039°・071°・027°の東向きで、17,000ft・19,000ftは奇数の千ftです。
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【区間ごとの計算】(GSは風力三角形、時間=距離÷GS)
上昇 A〜TOC 125nm 30.5分 4,800lb
TOC〜B 36nm GS330kt 6.5分 474lb(+10・17,000ft)
B〜C 200nm GS360kt 33.3分 2,415lb
C〜(Cから72.5nm) GS379kt 11.5分 811lb(STD・17,000ft)
(ここで重量が85,000lbになり、19,000ftへSTEP UP 300lb)
〜D 57.5nm GS382kt 9.0分 580lb(STD・19,000ft)
D〜E 135nm GS283kt 28.7分 1,844lb
E〜F 74nm GS256kt 17.3分 1,057lb(−10・19,000ft)
F〜TOD 52nm GS315kt 10.0分 606lb
降下(19,000ft) 12分 610lb
【合計】
30.5+6.5+33.3+11.5+9.0+28.7+17.3+10.0+12≒158.8分
9時00分+2時間38.8分≒11時38.8分
【ほかの選択肢】
(2) 11時41分は、STEP UPをせず17,000ftのまま飛んだ場合(約161分)の時刻です。STEP UPした方が燃料が少ないので 誤り
(3) 11時44分、(4) 11時47分は、計算よりさらに遅く 誤り
【注意】
A〜B区間(磁針路358°)とF〜G区間(磁針路348°)は西向きですが、TOCの後にA〜Bを飛ぶのは約36nm、F〜GをTODまで飛ぶのは約52nmだけです。選択肢の値は、17,000ftまで上昇してそのまま巡航し、19,000ftへSTEP UPして降下まで続ける計算と合います。
出典:令和4年11月期 航空従事者学科試験 定期運送用操縦士(飛行機) 空中航法 問16(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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