E VOR直上でのCASに最も近いものはどれか。…
空中航法 第24問
E VOR直上でのCASに最も近いものはどれか。ただし、TAT:-12℃、SAT:-25℃とする。
- (1)231kt
- (2)234kt
- (3)237kt
- (4)240kt
正答 (2)
正答は (2)。E VOR直上のCASは約234ktです。
E VOR直上は気圧高度19,000ft、TASはD〜E区間の313kt(STD・19,000ft・85,000〜75,000lb)です。TATとSATからマッハ数を出すと、
TAT/SAT=261.15÷248.15≒1.052 → M≒0.512
TAS≒0.512×(38.97×√248.15)≒314kt
となり、この値とも合います。
正答の値は、空気の圧縮性を考えない簡単な換算で、TASに空気の密度比σの平方根を掛けて求めます(TAS×√σ。厳密には等価対気速度EASの求め方で、航法計算盤で気圧高度と気温を合わせて読む方法と同じです)。気温は外気温度のSAT(−25℃)を使います。
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【計算】
19,000ftの気圧比 p/p₀≒0.479
温度比 T₀/T=288.15÷(273.15−25)≒1.161
密度比 σ=0.479×1.161≒0.556
√σ≒0.746
CAS≒313×0.746≒234kt
【ほかの選択肢】
(1) 231kt、(4) 240ktは、上の計算と合いません 誤り
(3) 237ktは、空気の圧縮性まで入れて厳密に換算した値(約237kt)に近い値ですが、この試験では簡単な換算の値が正答とされています 誤り
【注意】
TATはラム上昇(断熱圧縮)を含んだ温度なので、密度の計算にはSATを使います。
出典:令和4年11月期 航空従事者学科試験 定期運送用操縦士(飛行機) 空中航法 問24(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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