E VOR直上でのCASに最も近いものはどれか。…
空中航法 第24問
E VOR直上でのCASに最も近いものはどれか。ただし、TAT:-12℃、SAT:-25℃とする。
- (1)227kt
- (2)224kt
- (3)221kt
- (4)218kt
正答 (1)
正答は (1)。E VOR直上のCASは約227ktです。
E VORには、D→E区間(気温STD、20,000ft、85,000〜75,000lb)のTAS312ktで到着します。SAT−25℃は20,000ftの標準大気の気温(約−24.6℃)とほぼ同じで、STDの区間と合っています。
空気の圧縮性を考えない簡単な換算では、TAS×√σ(σは密度比)でCASを求めます(厳密には、これはEAS(等価対気速度)の求め方です)。
気圧比δ(20,000ft)≒0.4595
温度比θ (273.15−25)÷288.15≒0.861
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密度比σ δ÷θ≒0.534
√σ≒0.731
TAS×√σ≒312×0.731≒228kt
選択肢で最も近いのは227ktです。圧縮性を入れて厳密に計算すると約232ktと数kt大きくなりますが、試験ではこの簡単な換算が想定されています。航法計算盤で、気圧高度20,000ftと気温−25℃を合わせてTAS312ktに対するCASを読んでも(圧縮性の補正をしない読み方)、ほぼ同じ値になります。TAT−12℃はこの計算には使いません(TATとSATの差は速度による温度上昇で、TAS約310ktに相当し、矛盾はありません)。
【ほかの選択肢】
(2) 224kt、(3) 221kt、(4) 218ktは小さすぎます 誤り
【ポイント】
高度が高いほど空気が薄く、同じTASでもCASは小さくなります。20,000ftでは、CASはTASのおよそ7割強です。
出典:令和5年7月期 航空従事者学科試験 定期運送用操縦士(飛行機) 空中航法 問24(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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