外皮系に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。…

人体の働きと医薬品 第29問

外皮系に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。a 毛根の最も深い部分を毛球といい、毛球の下端のへこんでいる部分を毛乳頭という。b 真皮は最も外側にある角質層と生きた表皮細胞の層に分けられる。また、真皮には、毛細血管や知覚神経の末端が通っている。c 汗腺には、腋窩(わきのした)などの毛根部に分布するエクリン腺と、手のひらなど毛根がないところも含め全身に分布するアポクリン腺の二種類がある。d 毛根を鞘状に包んでいる毛包には、立毛筋と皮脂腺がつながっている。立毛筋は、気温や感情の変化などの刺激により収縮する。

正答 (2)
正答は (2)。正しいのは(a)(d)の2つです。 【(a)正しい ―― 毛球と毛乳頭】 毛根の最も深い部分を毛球といい、毛球の下端のへこんでいる部分を毛乳頭といいます。毛乳頭には毛細血管が入り込み、毛母細胞に栄養分を運んでいます。毛母細胞が分裂して毛が伸びる、という順序で押さえてください。 【(b)が誤り ―― 「真皮」ではなく「表皮」です】 最も外側にある角質層と生きた表皮細胞の層に分けられるのは表皮です。真皮は表皮の下にある結合組織の層で、そこに毛細血管や知覚神経の末端が通っています。後半(毛細血管や知覚神経)は正しいのですが、前半で表皮の説明を真皮のものとしている点が誤りです。
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表皮 …… 角質層と生きた表皮細胞の層。血管は通っていない 真皮 …… 線維芽細胞と線維性タンパク質からなる。毛細血管と知覚神経の末端がある 皮下組織 …… 脂肪細胞が多く、衝撃の緩和と熱の保持を担う 【(c)が誤り ―― エクリン腺とアポクリン腺が逆です】 正しくは次のとおりです。 アポクリン腺 …… 腋窩などの毛根部に分布する。体臭腺とも呼ばれる エクリン腺 …… 手のひらなど毛根がないところも含め、全身に分布する 「汗をかく」と言ったときの全身の汗はエクリン腺によるものです。体温調節のための発汗はエクリン腺、精神的な緊張による発汗は手のひらなどのエクリン腺で起こります。 【(d)正しい ―― 毛包につながるもの】 毛根を鞘状に包んでいる毛包には、立毛筋と皮脂腺がつながっています。立毛筋は、気温や感情の変化などの刺激により収縮し、いわゆる鳥肌が立った状態になります。

出典:登録販売者試験 令和3年度(愛媛県 公表問題)出典元ページ

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