医薬品の剤形とその特徴に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。…

人体の働きと医薬品 第34問

医薬品の剤形とその特徴に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。【剤形】 【特徴】a 錠剤 ― 有効成分の苦味や刺激性を口中で感じやすい。b ドロップ ― 飲み込まずに口の中で舐めて、徐々に溶かして使用する。c 顆粒剤 ― 表面がコーティングされているものがあるので、噛み砕かずに水などで食道に流し込む。d シロップ剤 ― 粘りがあるため、消化管からの吸収に時間を要する。

正答 (3)
正答は (3)。正しいのは(b)(c)の2つです。 【(a)が誤り ―― 錠剤は苦味を感じにくい剤形です】 錠剤は有効成分を固形状に圧縮したもので、苦味や刺激性を口中で感じにくいという利点があります。逆に、口中で溶かして使うトローチやドロップでは、味が問題になりやすくなります。 【(b)正しい ―― ドロップの使い方】 ドロップは、飲み込まずに口の中で舐めて、徐々に溶かして使用する剤形です。トローチも同じ使い方で、いずれも口腔や咽頭の局所に適用することを目的としています。噛み砕いたり飲み込んだりすると効果が期待できません。
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【(c)正しい ―― 顆粒剤の注意】 顆粒剤は、粒の表面がコーティングされているものがありますので、噛み砕かずに水などで食道に流し込みます。問33の腸溶錠の話と同じ理由です。 【(d)が誤り ―― シロップ剤は吸収が遅いわけではありません】 シロップ剤は、白糖などを混ぜて甘みをつけた液剤で、小児が服用しやすいよう工夫された剤形です。液剤は、既に有効成分が溶けた状態にあるため、固形製剤よりも飲み込みやすく、服用後の吸収も速いとされています。「粘りがあるため吸収に時間を要する」という説明は、液剤の利点を打ち消す形になっており、基準の定め方と合いません。 【剤形ごとの要点をまとめます】 散剤・顆粒剤 …… 飛散しやすい。口中に広がると不快感。水で流し込む 経口液剤・シロップ剤 …… 飲み込みやすく吸収が速い。小児向けに多い カプセル剤 …… 原材料のゼラチンはブタ等に由来。アレルギーに注意 チュアブル錠 …… 噛み砕いて服用してよい 口腔内崩壊錠 …… 水なしで服用できる

出典:登録販売者試験 令和3年度(愛媛県 公表問題)出典元ページ

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