胃腸鎮痛鎮痙薬の症状を抑える仕組みに関する以下の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。…

主な医薬品とその作用 第79問

胃腸鎮痛鎮痙薬の症状を抑える仕組みに関する以下の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。なお、3箇所の( a )及び2箇所の( b )内はいずれも同じ字句が入る。消化管の運動は( a )系の刺激により( b )し、また、( a )系は胃液分泌の( b )にも働く。そのため、( a )の伝達物質である( c )と受容体の反応を妨げることで、その働きを抑える成分が、胃痛、腹痛、さしこみを鎮めることのほか、胃酸過多や胸やけに対する効果も期待して用いられる。

正答 (1)
正答は (1)。a 副交感神経、b 亢進、c アセチルコリン です。 【仕組み】 急な胃腸の痛みは、主として胃腸の過剰な動き(痙攣)によって生じます。消化管の運動は副交感神経系の刺激によって亢進し、また、副交感神経系は胃液分泌の亢進にも働きます。そのため、副交感神経の伝達物質であるアセチルコリンと受容体の反応を妨げることで、その働きを抑える成分(抗コリン成分)が、胃痛、腹痛、さしこみを鎮めること(鎮痛鎮痙)のほか、胃酸過多や胸やけに対する効果も期待して用いられます。 【ほかの選択肢が違う理由】
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交感神経系は消化管の運動や胃液分泌を抑える方向に働くので、aに「交感神経」は入りません。コリンエステラーゼはアセチルコリンを分解する酵素で、伝達物質ではありません。 【関連】 抗コリン成分には、メチルベナクチジウム臭化物、ブチルスコポラミン臭化物、メチルオクタトロピン臭化物、ジサイクロミン塩酸塩、オキシフェンサイクリミン塩酸塩、チキジウム臭化物等があります。抗コリン作用により、散瞳による目のかすみや異常なまぶしさ、顔のほてり、頭痛、眠気、口渇、便秘、排尿困難等の副作用が現れることがあります。

出典:登録販売者試験 令和3年度(愛媛県 公表問題)出典元ページ

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