医薬品の副作用に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。…

医薬品に共通する特性と基本的な知識 第1問

医薬品の副作用に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。a 主作用以外の反応であっても、特段の不都合を生じないものであれば、通常、副作用として扱われることはない。b 副作用は、発生原因の観点から薬理作用によるものとアレルギー(過敏反応)によるものに大別することができる。c 眠気や口渇等の比較的よく見られる症状は、副作用とはいわない。d 一般用医薬品の使用にあたっては、通常、重大な副作用よりも、その使用を中断することによる不利益を回避することが優先される。

正答 (2)
正答は (2)。(a)(b)が正しく、(c)(d)が誤りです。 【(a)正しい ―― 不都合がなければ副作用としない】 医薬品が人体に及ぼす作用のうち、主作用以外の反応であっても、特段の不都合を生じないものであれば、通常、副作用として扱われることはありません。副作用の定義に「有害かつ意図しない」という要素が入っている以上、不都合がなければ副作用とは呼びません。 【(b)正しい ―― 副作用の二つの型】 副作用は、発生原因の観点から次の二つに大別されます。 薬理作用によるもの …… 医薬品が持つ作用が意図しない形で現れたもの。
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用量と関係することが多い アレルギー(過敏反応)によるもの …… 免疫機構が過敏に反応したもの。 薬理作用とは関係なく起こり得る 【(c)が誤り ―― 軽い症状も副作用です】 眠気や口渇等の比較的よく見られる症状も副作用に含まれます。副作用は、眠気や口渇等の比較的よく見られるものから、日常生活に支障を来す程度の健康被害を生じる重大なものまでさまざまです。 【(d)が誤り ―― 優先されるのは副作用の回避です】 一般用医薬品の使用にあたっては、通常、その使用を中断することによる不利益よりも、重大な副作用を回避することが優先されます。設問は優先順位が逆になっています。一般用医薬品は軽度な不調に対して使われるものですので、中断による不利益は限られています。一方、医療用医薬品では、使用を中断することによる不利益のほうが大きい場合があり、自己判断で中止すべきではありません。この違いが出題の狙いです。 【副作用が現れたときの対応】 一般用医薬品を使用して副作用の兆候が現れたときは、基本的に使用を中止し、必要に応じて医療機関の受診を勧めてください。また、副作用は容易に異変を自覚できるものばかりではなく、血液や内臓機能への影響のように自覚症状に乏しいものもあります。

出典:登録販売者試験 令和5年度(愛媛県 公表問題)出典元ページ

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