医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(昭和35年法律第145号)第4条第5項第4号に規定されて…

医薬品に共通する特性と基本的な知識 第14問

医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(昭和35年法律第145号)第4条第5項第4号に規定されている一般用医薬品の定義に関する以下の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。医薬品のうち、その効能及び効果において人体に対する作用が( a )ものであって、薬剤師その他の医薬関係者から提供された情報に基づく( b )の選択により使用されることが目的とされているもの(( c )を除く。)をいう。

正答 (4)
正答は (4)。(a)著しくない (b)需要者 (c)要指導医薬品 です。 【条文をそのまま押さえる】 一般用医薬品の定義は次のとおりです。「医薬品のうち、その効能及び効果において人体に対する作用が著しくないものであって、薬剤師その他の医薬関係者から提供された情報に基づく需要者の選択により使用されることが目的とされているもの(要指導医薬品を除く。)」 【(a)「著しくない」が入る理由】 一般用医薬品は、購入者が自ら選んで使うものですから、人体に対する作用が著しくない範囲に限られます。作用が著しいものは医療用医薬品の領域です。この一語は、医療用と一般用を分ける最も基本的な線引きです。
解説の続きをみる続きを閉じる
【(b)「需要者」が入る理由】 選ぶのは供給する側ではなく、使う側(需要者)です。ここを「供給者」としてしまうと、セルフメディケーションという制度の趣旨そのものが崩れます。問15のセルフメディケーションの考え方と同じ発想です。 【(c)「要指導医薬品」が入る理由】 要指導医薬品は、一般用医薬品の定義から除かれます。要指導医薬品は、薬剤師の対面による情報提供および薬学的知見に基づく指導が義務付けられている区分で、一般用医薬品とは別のものです。「薬局医薬品を除く」としてある選択肢が紛らわしいのですが、条文で除かれているのは要指導医薬品ですので、そこを選び分けてください。 【区分の全体像】 医薬品は次のように整理されます。第4章で詳しく扱う内容です。 薬局医薬品 …… 処方箋医薬品を含む医療用医薬品と、薬局製造販売医薬品 要指導医薬品 …… 薬剤師が対面で情報提供・指導。指定第二類などの区分はない 一般用医薬品 …… 第一類、第二類(指定第二類を含む)、第三類に分かれる 要指導医薬品は、一定期間を経て問題がなければ一般用医薬品に移行する仕組みになっています。

出典:登録販売者試験 令和3年度(愛媛県 公表問題)出典元ページ

この問題と解説は当サイトの責任で掲載しています。解説は愛媛県の見解ではありません。内容について、愛媛県へのお問い合わせはできません。

最終更新日

この回を通しで解く この分野を年度横断で解く

「医薬品に共通する特性と基本的な知識」のほかの問題

  1. 令和4年度 第14問プラセボ効果(偽薬効果)に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
  2. 令和5年度 第7問高齢者への医薬品使用等に関する記述のうち、正しいものはどれか。
  3. 令和5年度 第20問亜急性脊髄視神経症(スモン)に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
  4. 令和6年度 第13問妊婦又は妊娠していると思われる女性及び母乳を与える女性(授乳婦)への医薬品の使用に関する
  5. 令和7年度 第6問医薬品の不適正な使用と副作用に関する記述のうち、正しいものはどれか。
  6. 令和7年度 第19問HIV(ヒト免疫不全ウイルス)訴訟に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

問題文・解答の修正依頼

スポンサーリンク