いわゆる健康食品に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。…

医薬品に共通する特性と基本的な知識 第2問

いわゆる健康食品に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。a 機能性表示食品は、疾病に罹患した者の健康維持及び増進に役立つ機能を表示できる。b 栄養機能食品は、国が定めた規格基準に適合したものであれば、その食品に含まれるビタミン、ミネラル等の栄養成分の健康機能を表示できる。c 健康食品は、安全性や効果を担保する科学的データの面で医薬品と同等のものである。d 健康食品は、健康増進や維持の助けになることが期待されるが、医薬品とは法律上区別される。

正答 (1)
正答は (1)。(b)(d)が正しく、(a)(c)が誤りです。 【(a)が誤り ―― 対象は「罹患していない者」です】 機能性表示食品は、疾病に罹患していない者の健康の維持および増進に役立つ機能を表示するものです。疾病に罹患した者を対象とすることはできません。疾病のある人を対象にすれば、それは医薬品の領域になってしまいます。 【機能性表示食品の基本】 機能性表示食品は、事業者の責任において、科学的根拠に基づいた機能性を表示するもので、販売前に安全性および機能性の根拠に関する情報などを消費者庁長官へ届け出たものです。国の個別の許可を受けたものではありません。
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【(b)正しい ―― 栄養機能食品】 栄養機能食品は、国が定めた規格基準に適合したものであれば、その食品に含まれるビタミン、ミネラル等の栄養成分の健康機能を表示できます。個別の審査や許可、届出は必要ありません。 表示できる例 …… 「カルシウムは、骨や歯の形成に必要な栄養素です」 「ビタミンDは、腸管でのカルシウムの吸収を促進し、骨の形成を助ける栄養素です」 【(c)が誤り ―― 医薬品と同等ではありません】 健康食品は、安全性や効果を担保する科学的データの面でも、法的な位置付けの面でも、医薬品とは異なるものです。「同等のものである」という記述が誤りです。医薬品を扱う者は、この違いを認識したうえで、消費者に指導・説明を行う必要があります。 【(d)正しい ―― 法律上の区別】 健康食品は、健康増進や維持の助けになることが期待されますが、医薬品とは法律上区別されます。医薬品的な効能効果を標榜することはできません。 【販売時に気をつけること】 健康食品は、医薬品的な形状(カプセル、錠剤等)で販売されているものも多く、購入者が医薬品と混同したり、「食品だから安全」と誤解したりすることがあります。また、健康食品を医薬品と併用した場合に相互作用を生じることがありますので、販売時には摂取している健康食品についても確認してください。

出典:登録販売者試験 令和5年度(愛媛県 公表問題)出典元ページ

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