毛髪用薬及びその配合成分に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。…

主な医薬品とその作用 第91問

毛髪用薬及びその配合成分に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。a 毛髪用薬のうち、「壮年性脱毛症」等の疾患名を掲げた効能・効果は、医薬品においてのみ認められている。b カルプロニウム塩化物は、末梢組織においてコリン作用を示し、発毛効果が期待されるが、コリンエステラーゼによる分解を受けやすいため、作用が持続しない。c カシュウは、血行促進、抗炎症などの作用を期待して用いられる。d ヒノキチオールは、抗菌、抗炎症などの作用を期待して用いられる。

正答 (3)
正答は (3)。正しいのは(a)(d)です。 【(a)正しい】 毛髪用薬のうち、人体に対する作用が緩和なものは医薬部外品(育毛剤、養毛剤)として製造販売されていますが、「壮年性脱毛症」「円形脱毛症」「粃糠性脱毛症」「瀰漫性脱毛症」等の疾患名を掲げた効能・効果は、医薬品においてのみ認められています。 【(b)誤り ―― 分解を「受けにくく」、作用が持続します】 カルプロニウム塩化物は、末梢組織(適用局所)においてアセチルコリンに類似した作用(コリン作用)を示し、頭皮の血管を拡張、毛根への血行を促すことによる発毛効果を期待して用いられます。アセチルコリンと異なり、コリンエステラーゼによる分解を受けにくく、作用が持続するとされます。
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【(c)誤り ―― カシュウは皮脂を取り除く作用】 カシュウは、タデ科のツルドクダミの塊根を基原とする生薬で、頭皮における脂質代謝を高めて、余分な皮脂を取り除く作用を期待して用いられます。血行促進、抗炎症などの作用を期待して用いられるのは、チクセツニンジンです。 【(d)正しい】 ヒノキチオールは、ヒノキ科のタイワンヒノキ、ヒバ等から得られた精油成分で、抗菌、抗炎症などの作用を期待して用いられます。

出典:登録販売者試験 令和5年度(愛媛県 公表問題)出典元ページ

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