胃の不調及び胃腸に作用する薬に関する記述のうち、誤っているものはどれか。…
主な医薬品とその作用 第71問
胃の不調及び胃腸に作用する薬に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)消化薬は、炭水化物、脂質、タンパク質等の分解に働く酵素を補う等により、胃や腸の内容物の消化を助けることを目的とする医薬品である。
- (2)吐きけや嘔吐は、中脳にある嘔吐中枢の働きによって起こり、嘔吐中枢が刺激される経路には、消化管での刺激が副交感神経系を通じて嘔吐中枢を刺激する経路がある。
- (3)目的とする作用が異なる複数の成分を組み合わせたいわゆる総合胃腸薬には、制酸と健胃のように相反する作用を期待して、各成分が配合されている場合もある。
- (4)健胃薬、消化薬、整腸薬又はそれらの目的を併せ持つものには、医薬部外品として製造販売されている製品もある。
正答 (2)
正答は (2)。誤っているのはこれです。
【(2) 誤り ―― 嘔吐中枢は「延髄」にあります】
吐きけや嘔吐は、延髄にある嘔吐中枢の働きによって起こります。嘔吐中枢が刺激される経路の一つに、消化管での刺激が副交感神経系を通じて嘔吐中枢を刺激する経路があります。「中脳」が誤りです。
【ほかの選択肢】
(1) 正しい。消化薬は、炭水化物、脂質、タンパク質等の分解に働く酵素を補う等により、胃や腸の内容物の消化を助けることを目的とする医薬品です。
(3) 正しい。いわゆる総合胃腸薬には、制酸と健胃のように相反する作用を期待するものが配合されている場合もあります。胃腸の状態によりそれら成分に対する反応が異なり、総じて効果がもたらされると考えられています。
解説の続きをみる続きを閉じる
(4) 正しい。健胃薬、消化薬、整腸薬又はそれらの目的を併せ持つものには、医薬部外品として製造販売されている製品もあります。それらは人体に対する作用が緩和なものとして、配合できる成分やその上限量が定められ、効能・効果の範囲も限定されています。
出典:登録販売者試験 令和6年度(愛媛県 公表問題)出典元ページ
この問題と解説は当サイトの責任で掲載しています。解説は愛媛県の見解ではありません。内容について、愛媛県へのお問い合わせはできません。
最終更新日
「主な医薬品とその作用」のほかの問題
- 令和4年度 第91問皮膚に用いる薬に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
- 令和5年度 第77問駆虫薬及びその配合成分に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
- 令和7年度 第63問かぜ薬の使用と受診勧奨に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
- 令和7年度 第89問皮膚に用いられる殺菌消毒薬及びその配合成分のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
- 令和3年度 第75問胃腸に作用する薬の配合成分に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
- 令和4年度 第61問次の成分を含むかぜ薬に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
スポンサーリンク

